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オークランド, New Zealand
Power In Numbersはオークランドを拠点とする政府公認のイミグレーションアドバイザーの会社です。スタッフの平均在住歴は20年以上!オークランド大学へ通い、卒業し、移住を経験したスタッフとニュージーランド生まれで育ったスタッフのみで運営を行っています。
現地の現役統計データアナリスト(BSc、PGDipSci、MSc)の分析もあり、常に数万に及ぶ移住者の実際のデータを基に、最新の情報と分析を提供しています。勘、経験、雰囲気だけでアドバイスは一切致しません。ブログでは統計だけではなく、日常のこと、仕事のことや、永住権に至るまでのことを書いています。

2017年4月7日金曜日

ミレニアル世代とゆとり世代

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ミレニアル世代(Millennials)って知ってる?
「団塊の世代」のような世代を表す言葉で、80年代から2000年代に生まれた人達のことを指す言葉なんです。

現在社会に出ているグループで考えると、85年辺りから93年辺り生まれがミレニアル世代にあたります。


今日はそのミレニアル世代のお話!





ミレニアルと言えば、Simon Sinekのこの動画を観たことある人も多いと思います。
ユーモア満載だし、話す内容は興味深いし、知的な面白い人オーラに溢れているので暇な人は観て★ついこの間ニュージーランドにも来ていたね!
というわけで、ミレニアル世代について書いて行くよ♪

目次
1. ミレニアルの特徴
2. ゆとり世代
3. で、ここまで書いて思い当たった
4. 全然まとまらないが…あんまり無理しない方がいいよって話

1. ミレニアルの特徴

ミレニアル世代は、
  • マネージし辛い
  • 称号・権利・資格を与えられるべきだと思っている(自己主張が強過ぎる)
  • ナルシスト傾向
  • 自己中心的
  • 無気力(に見える)
  • 忍耐力がない
という特徴があると言われています。

自己主張の強さは、職場でのリーダー泣かせの部分です。「目的意識・価値」のあるような場でしか働きたくないし、自分の力で世間に「衝撃」を与えたいと思っている。目的意識や価値を求めるのは、その環境が自分の成長を助長することに繋がるのです。自分を高めていくことが仕事をすることの目的なのです。


それと同時に自分は「特別」なのだと思う傾向も強い。
その結果、自分の「特別性」や「価値」を理解されなかった瞬間に、自尊心や自分の中での存在意義が一瞬にして崩れ去ることも少なくありません。



しかも、この世代は社会のデジタル化と共に育ってきた世代です。

自身の成長に伴い、全ての物事は「瞬時」に行われるように社会は成長してきました。
メッセンジャー、MySpace、Facebook、Twitter、ブログからAmazonの配達に至るまで。

そのため、忍耐力が乏しい傾向にあるのも特徴の一つです。


「結果」というのはすぐに到達出来る場所にあるべきであり、先を見据えての計画を練ることが苦手なのです。遠くのことなど待てません。それでも、世間に自分を知らしめたい欲求と世間に衝撃を与えたいという欲求があります。

が、ローマは一日にして成らず。

物事が大きければ大きなほど認識を得るまでに時間がかかるし、多大な労力を伴います。


やる気もあるし野望も大きいが、最短距離で走り抜けられる道が見えないと、ミレニアル世代は折れてしまうんです。

2. ゆとり世代

ゆとり世代は、2000年辺りの日本のカリキュラム変更後の世代、と言われることが多いですね。

ゆとり世代の特徴とミレニアル世代の特徴と凄く似ているんです。


実はこの世代に悩んでいるのは日本だけではないんです。
国際的に「ゆとり世代」はゆとり世代なんです。


そもそも「ゆとり教育」のゆとりだけが独り歩きしてゆとり世代とか言われているけど、この言い方凄く意地悪だよな。なんか甘やかされた世代みたいな先入観があるよな(人によって違うだろうけど)。
かっこよく「ニュータイプ」とかにしておけば先入観としての負のイメージがつかないのに。これはこれでおじさん達の嫉妬を買いそうな名前ではあるが。


とにかく、この世代は俗に言う「団塊の世代」とは完全に別の種なんです。
別の世代というかわいらしいレベルではなく、別の種です。

「上司」の時代と同じ方針、同じ教え方、同じ考えで動くことはほとんどありません。
同じ思想を叩き込んだところで今までの全ての背景が違い過ぎるせいで、辿り着く思想は別の場所になります。

それでも人によってはお互いに「別種」と同じ様に動こうとして無理をするし、その無理がたたって精神のバランスを崩すことがあるんです。

3. で、ここまで書いて思い当たった

ミレニアルの特徴がそのまま自分に当てはまる。
  • プライベートを重視しているせいで、ボスからしたら一番面倒くさい仕事スケジュールで働いている。
  • オフィスで唯一の統計学者(とか勘違いしている)せいで自己主張が強い。で、それを口実に勉強時間とか作っている。ここは正に「自分のスキル取得のために仕事をしている」と同義。
  • 幸か不幸か仕事を始めた時から自分のプロジェクトがあり、それが注目を浴びてしまったせいで、忍耐力なんて一切ない。
  • 無気力まっしぐら。プログラミングコードをせっせと書いている時は次の仕事で楽をする為。
つい最近も、とあるプロジェクトでリーダーにかみつきまくってしまった。

もちろん、ダメ出しや文句を言う時はそれ以上に改善点を出すので結果としてプロジェクトのクオリティもスピードも桁違いに上がる。

が、問題はそこで「むしろ自分をリーダーにしたらいいのに!」と思い始めちゃうところ。

チームとして動いているにも関わらず、個人プレイまっしぐら。
バスケ部の頃は個人プレイなんてほとんどしたことなかったのに。

自己中心的過ぎるなぁと反省したところでした。


でも、そもそもリーダーが悪いんだ、ぶつぶつぶつ。

4. 全然まとまらないが…あんまり無理しない方がいいよって話

海外の個を尊重するような職場もミレニアル世代の扱いに困るんです。
相手の考えを尊重する傾向にあり、仕事とプライベートも1か0かで割り切れるような人達ですら、この新種の扱いには手を焼いています。


日本は個よりは年功序列や過去の風習や習わし、「空気を読む」ことを過度に重視することがあります(空気を読むって表現も面白いよね)。


校長先生の話は長いのが習慣だったり、テクノロジーを使って計算した後に手で計算し直したり、人間の方がミスを犯しやすいのにも関わらず物事の「自動化」を極力避けたり。


そうするとミレニアル世代と上層部の意識のズレは拡がるばかり。
上は下の考えが分からずイライラするし、下は上が無能に見えてイライラします。


日本の精神論で片付ける方法やしきたりの多さには特になんとも思っていないし、それに対して糾弾する気も一切ありません。


ただ、そういったズレに本当に苦しんでいる人がいるのも事実です。
お互いの生態に馴染めない人は、お互いを責め合うのではなく、その違いを受け入れることが出来るといいのだけどね。


世の中そうそう上手くいかないんだけど。


そういう時は、お互いの生態に慣れる努力よりかは良い環境に出会う為の努力をした方が建設的かもね!どこかのお兄さんのように海外で就職してみるのも楽しいかもよ!って話でした。



それにしても全然まとまらなかったな、今回。
反省ござる。
リーダーへの悪態も反省(のふり)ござる。

じゃーねー!

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