会社の紹介

オークランド, New Zealand
Power In Numbersはオークランドを拠点とする政府公認のイミグレーションアドバイザーの会社です。スタッフの平均在住歴は20年以上!オークランド大学へ通い、卒業し、移住を経験したスタッフとニュージーランド生まれで育ったスタッフのみで運営を行っています。
現地の現役統計データアナリスト(BSc、PGDipSci、MSc)の分析もあり、常に数万に及ぶ移住者の実際のデータを基に、最新の情報と分析を提供しています。勘、経験、雰囲気だけでアドバイスは一切致しません。ブログでは統計だけではなく、日常のこと、仕事のことや、永住権に至るまでのことを書いています。

2017年2月7日火曜日

はっしーさんからお願いされた就労時間の話

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前回に引き続き今回もはっしーさんからのお願い!

ブラック企業で働いて「もうダメだ……」ってなってみたり、ニュージーランドへ逃げ出してきて大学行って就職したり、ブログが書籍化中だったり、インタビューされてみたり、最近多方面で人気者のはっしーさんからお願いがあったので今日もそれにこたえるござる★

同い年なのにしっかり自分のビジョンを持って活動しているはっしーさん。
見習わなきゃなぁと思っておりまする……

ブログはこちら




「日本とニュージーランドの平均就労時間に差がないんだけど、どういうことなんだ!?」というのが質問。

今回はちゃんとしたデータが伴っていました笑

情報源はOECD(経済協力開発機構)。

仰々しいですね。
こういう仰々しい団体は緊張するので苦手なんです。
Ministry of EducationとかNew Zealand Qualifications Authorityとかも、名前を見るたびに怖いなぁと思いながら仕事をしています。

さて、はっしーさんが日本とニュージーランドの就労時間に差がないじゃないか!と思う発端になったのが下のグラフ(だと思う)。

日本の方がニュージーランドより就労時間が短い!

でもよくよくデータの定義(Definition)を見てみると、

下の方に、

The data are intended for comparisons of trends over time; they are unsuitable for comparisons of the level of average annual hours of work for a given year, because of differences in their sources and method of calculation.

と書いてあります笑

訳としては、「このデータは時系列の傾向を計ることを目的としたデータであり、情報源や計算方法に違いがあるため、特定の年の平均年間就労時間の比較には適しません。」

ってことなので、日本とニュージーランドの比較には適さないよー☆

試しに過去15年のグラフにしてみると、ほとんどの年で黄色の日本の方が赤のニュージーランドより少し高いのがわかります。

といっても誤差の範囲じゃないかなぁという気がしなくもない。

もちろん、統計的にしっかり差があるかどうかも調べられるんだけど、多分そこまではいらないよね?笑


日本の労働事情を考えると、そんなことあるわけないだろー!


って思うかもしれないけどさ。

個人的には、俗にいうブラック企業とかは残業をしっかり報告していないせいでこのデータには反映されていないんじゃないかと。
例えば、タイムカード切った後に働くとかはどうしたらデータに残るんだ?っていうこと。

と言うわけ日本の労働時間の実態を把握しているデータが存在するのならば、それをニュージーランドの政府のデータと比較することは可能です☆

企業からの依頼でも、向こうが提示したソースが不適切もしくは不完全な場合は、「2時間かけてここまで調べたけど、これ以上は進めなさそうだよ。データを探すところから始めて欲しかったら言って下さい。」と言って一旦切ります。


というわけで、期待に沿った分析まで進まなかったかもね笑

しかも意外性もなく思った以上に面白くなかったじゃないか!
みんなもっとライブのこととか知りたいハズ……だよね?




もっと掘り下げてくれー!ってなったら面白そうなデータ探してきて分析するよん★
移住用の分析でもないので適当に遊び感覚でやっていきます。

じゃーねー♪

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