会社の紹介

オークランド, New Zealand
Power In Numbersはオークランドを拠点とする政府公認のイミグレーションアドバイザーの会社です。スタッフの平均在住歴は20年以上!オークランド大学へ通い、卒業し、移住を経験したスタッフとニュージーランド生まれで育ったスタッフのみで運営を行っています。
現地の現役統計データアナリスト(BSc、PGDipSci、MSc)の分析もあり、常に数万に及ぶ移住者の実際のデータを基に、最新の情報と分析を提供しています。勘、経験、雰囲気だけでアドバイスは一切致しません。ブログでは統計だけではなく、日常のこと、仕事のことや、永住権に至るまでのことを書いています。

2016年6月23日木曜日

大公開!シェフ分析 永住権(PR)編

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今までの分析は下のリンクからどうぞ★

大公開!シェフ分析 雇用傾向編 Pt.1
大公開!シェフ分析 雇用傾向編 Pt.2
大公開!シェフ分析 新規雇用者編
大公開!シェフ分析 収入編
大公開!シェフ分析 クッカリー留学生編
大公開!シェフ分析のおまけ クッカリー学生数編
大公開!シェフ分析 ワークビザ編
大公開!(今回は)シェフ(じゃないけど)分析 永住権(PR)編

長かったなぁ……


「シェフが永住権への一番の近道だ!」と言うのは本当なんでしょうかね。
好きなことをするのが一番の近道な気がしなくもないですが。


前回のエントリーでSkilled MigrantとWork to Residenceの説明は終わっているので早速始めるよ!


※永住権ことPermanent ResidenceはResidenceビザを取得後二年経ってから発行されるビザです。Residenceビザを取得した時点で二年間の半分以上をニュージーランドで過ごすと永住権ことPRになります。下で使っているSkilled Migrant枠のビザ、Work to Residence枠でのビザはResidenceレベルのビザですが、俗にいう永住権と同義だと思ってください。



というわけで、まずは日本人のシェフのワークビザ取得件数とPR取得件数をを調べます。


青が毎年の日本人のシェフでのワークビザ承認件数でオレンジが日本人のSkilled Migrant枠のビザの承認件数です。

毎年130件から140件位のワークビザが承認されているのに対し、Skilled Migrantの承認件数は25件から35件辺りにとどまっています。


ワークビザが承認された年から三年間くらいでSkilled Migrantへ移行する傾向にあるので、2015年から2016年に承認されている方は2012年から2013年辺りに最初のワークビザを取得している割合が最も高いと思われます。


しかし、毎年のワークビザ承認件数にあまり差がないことを考慮すると、ワークビザ後のSkilled Migrant枠でのビザ取得率は30%弱位が妥当な数値ではないでしょうか。



全国籍で見るとワークビザからSkilled Migrantへ繋げている割合は若干日本人より多いような気がしますね。と言っても統計的な差はないかもしれませんが。



次に、シェフでのWork to Residence枠でのビザ承認件数も見ていきます。

オレンジが全国籍のWork to Residence取得数、青が日本人のWork to Residence取得数です。

前回のエントリーでも書いた通り、Work to Residence枠は取得の際にある程度の実力証明が必要なタイプのビザですね。


ここ数年はシェフでも90件前後の承認数がある中で、日本人ではなんと一件。
80%位が中国人で、残り15%が韓国人です。



ここで思い出して欲しいのは、「念願のワークビザゲット!……でも永住権は?」で書いたこと。
シェフのワークビザ取得初年度から三年間での永住権取得率は、30%台。


これは上記の数値と一致しますね。

看護師では約90%、一般のマネージャー職でも60%以上の割合で三年間で永住権へ進んでいることを踏まえると、シェフの永住権を取得する率はやはり低めなのではないでしょうか。


シェフは永住権への近道だったでしょうか?


英語が必要ない!と言われつつも、実際の永住権申請ではマネージャーレベルでないとIELTSのスコアが課せられます。

今まで公開した数値がどのような意味を成すかは、読んでる方の捉え方次第です。

20件以上PRが承認されているなら余裕じゃん!と思うもよし。
移住(入学)時にはこんな説明してくれなかった!と憤るもよし。

あくまでデータはデータです。

判断材料に過ぎません。



個人的には料理が大好きで色々美味しいものを食べるのも好きな人はそれだけで立派な人材です!


ニュージーランドにはどんどんビザを発行してもらいたいところです笑


が、問題は移住会社に勧められてシェフになってしまった人。

ただでさえ向き不向きがある業種なのに、英語や過酷な労働環境、その上仕事が好きではないという気持ちが加わると、嫌になって辞めてしまう人が後を絶たないのも事実なのです。


高校生が勉強なんてしたくないー!となるのと一緒ですよね。


せっかく人生をかけての移住なんですから好きな道に進むのが一番です。
一大決心が「誰々が永住権取れるって言ったから」では悔いも残っちゃいますよ!




今までしてきた分析、特に業種に関しては800種類くらいまで分類して調べることが可能です。
このように実際の取得件数や、仕事件数、学生数を基にした就職難易度の分析をご希望の方はお気軽にメールしてください☆

最初の相談の段階で分析可能かどうかをお調べしますので、移住を現実的に、好きな分野で決断をしたいあなた、連絡お待ちしております♪



無料分析やるよー!とお題を募集した際に、一瞬でDMをくれた元気いっぱいの匿名希望さん、長かったですね笑
カウンセリングの時点で色々話し合えたので楽しかったです笑
語学学校頑張ってくださいねー!
料理が大好きで目標のシェフさんがいる匿名希望さんならしっかり着実に進んで行けるはずです!
近いうちにまたコーヒー行きましょー♪


こうやってだんだんコーヒー仲間が増えていくんです笑
すみません……


でもみんなで飲むとおいしーよね!?笑


じゃーねー!

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